外構工事でレンガのアプローチを作ろう!デザインのアイディアとは

みなさんのご自宅には「アプローチ」は整備されていますか。

外観に彩りを添え、優雅な雰囲気を持たせることもできるアプローチには
レンガを使うという方法もあります。

この記事ではクラシックな雰囲気を演出できるアプローチについて
レンガで施工する場合のアイディアをご紹介します。

施工のヒントにご参考ください。

レンガでアプローチを作ろう!デザインのアイディアとは

外構部分に使用されることの多いレンガですが
アプローチに使う場合にはどのようなアイディアがあるでしょうか。

この項では人気のレンガのアプローチについて、場所別に分けて詳しく解説します。

玄関アプローチにレンガを使おう

外構部分にレンガを使って施工をする場合
一番スタンダードな施工方法は「玄関アプローチ」です。

道路側から玄関までを小路のように整備する方法で
ご家族はもちろんのこと来訪者から見ても美しい通路に仕上がります。

住宅の外観部分と雰囲気を合わせることで統一感が出るため
玄関アプローチをレンガで整備する場合には
外壁との組み合わせなども配慮して決めることがおすすめです。

レンガと言うと赤茶系の色味がポピュラーですが
灰色や白系、黒っぽいものなど多数の種類があります。

少し価格は高価ですが、外国製のレンガなども多数販売されているので
アプローチを通して玄関をおしゃれに彩ってみてください。

玄関アプローチのデザイン例

・門とアプローチのレンガをセットにし、奥行きのある演出
玄関を施工する際にはおすすめのデザイン例として門とセットでアプローチを施工するアイディアがあります。
門の一部などにもレンガを使い、アプローチ部分にも同系色のレンガを使うことで統一感が生まれ
視覚的に奥行きも感じる施工が可能です。
門はレンガタイルを貼る方法で、デザインも好きに演出できます。

・ガーデニングとセットでアプローチをデザイン
玄関アプローチを整える際に外構部分などを中心にガーデニングも整備することで
おしゃれさが一気にアップします。
植栽や花々、花壇の整備などもアプローチの雰囲気を踏まえてレンガで整えていくことで
外観全体を素敵な庭のように演出することが可能です。

アプローチ部分のレンガと花壇のレンガは色を少し変えることで
デザインに凹凸も生まれ狭小であっても広く感じる視覚効果があります。

・玄関アプローチと駐車スペースの一部をレンガでデザイン
アプローチ部分をレンガで演出する方法はよくありますが
合わせて駐車スペースの一部をレンガで彩ることもおすすめです。

駐車場全体をレンガでリフォームする場合には基礎コンクリートを作り沈下を防ぐことが基本で
施工費用全体は高くなることがあります。

レンガの種類によっては割れやすいため、駐車する車の重みで割れるリスクも踏まえる必要があります。

レンガは自然な風合いが魅力ですが、その一方で欠けやすいという弱点があるのです。
そのため駐車場の一部にデザインとして施すことがおすすめです。

庭へのアプローチにもレンガを使おう

アプローチは玄関以外への施工も可能です。

ウッドデッキへと続くアプローチを玄関から庭にかけて施工をすることも人気があり
プライベートゾーンへのいざないをおしゃれに演出できます。

特にレンガを使用することでナチュラルな雰囲気に仕上がるので
ガーデニングを楽しみたい方や北欧風の外観に仕上げたい方におすすめです。

庭へのアプローチの施工例

・花壇とリビングをつなぐおしゃれなレンガのアプローチ
ウッドデッキや庭を整備していくと、玄関からの出入りではなくリビングから庭への出入りが増えていきます。

日々の水やりや花々のお手入れにと頻繁に出入りをしている場合には
おしゃれなレンガのアプローチをリビングから施工をすることもおすすめです。

特に土がメインの庭にアプローチを整えておくことで、靴やスリッパなどの履物が汚れにくくなります。
アンティークレンガを舗装すればイングリッシュガーデンのような仕上がりも可能です。

・人工芝とアプローチを組み合わせる
玄関から庭への出入りもアプローチを舗装することでナチュラルな外観の仕上がりが期待できます。

一見するとシンプルに見える人工芝も、レンガのアプローチとセットにすることでガーデニングの雰囲気が増します。
近年は庭でバーベキューやアウトドアを楽しむ人も増えており、天然芝より傷みにくい人工芝への見直しも人気です。

ガーデニングの雰囲気を保ちつつおしゃれに見せたい場合には
演出としてレンガを活用されてみてはいかがでしょうか。

レンガでアプローチを作る際に注意点はある?

外構工事のアイテムの中でも人気のレンガですが、アプローチにレンガを活用する場合に注意点はあるのでしょうか。
次の4つのポイントを知っておきましょう。

1.滑りにくい素材を確認すること

アプローチにレンガを使う場合には、レンガ素材の中でも滑りにくいものを選ぶことが大切です。

タイルほどは滑りませんが、舗装の方法によっては滑りやすくなる可能性もあります。
特にお子様や高齢者の方がお住まいのご自宅の場合には
施工の際に滑りにくい施工と希望する旨をしっかり伝えるようにしましょう。

2.モルタル工事をしっかりと行うこと

アプローチを作る際にはレンガを埋めるためにモルタル工事が別途必要になることが基本です。

DIYのサイトなどではモルタル工事をカットしている施工例も多いですが
アプローチは人の出入りが多い小路なので、すぐにレンガが剥がれてしまうような事態は避けたいところです。

必要な工事はしっかりと行い、頑丈なアプローチを作りましょう。

3.凹凸を避けたい場合には別の方法も視野に

レンガの持つ個性は、その凹凸感にあります。
レンガはタイルなどとは異なり、起伏した形状が特徴です。

そのため施工後はレンガのアプローチには若干ですが凹凸が生じます。
杖を使って歩く方や車輪移動などが多くて起伏の多い演出は避けたい場合には
レンガ以外の素材も視野に入れておきましょう。

4.経年劣化は生じること

レンガは風合いの変化を楽しむ素材です。
他の外構向けの素材とは異なり、少しずつ角に丸みが生まれ、見た目にも変化があります。

この点はタイルやブロック素材とは大きく異なる点です。
経年劣化のような見た目の変化はレンガの特徴の1つ、と知ったうえで施工をしましょう。

まとめ

この記事では外構工事で人気のレンガについて
アプローチを作る場合のアイディアを中心に詳しく解説しました。

レンガの持つ豊かな個性をぜひ存分にアプローチとして活用してみてください。

雑草対策の効果もあるので、おしゃれな庭づくりのポイントに生かすこともおすすめです。
その際には紹介した注意点も踏まえて施工を実施するようにしましょう。

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