並木外構

戸建て住宅のエントランス(玄関)とアプローチの外構工事、エクステリアと施工方法の例ご紹介

戸建て住宅のエントランスやエントランスへのアプローチ工事には多種多様のデザインやスタイルがあります。
外構工事やエクステリア工事は費用がかかり、リフォームなどで工事し直すことはなかなか困難です。
是非、施工方法やエクステリアの機能などをよくご理解いただいた上で
デザインやスタイルなどを決めていただきたいと思います。
この記事では、エントランス周りに必要なエクステリアや、エントランスへ続くアプローチの施工事例をご紹介し、
お客様が外構工事やエクステリアを選んだり、
デザインやスタイルをイメージしていただくためのご参考にしていただければと思います。

[エントランスまわりに設置したい機能的なエクステリアのご紹介]

玄関まわりに設置する代表的なエクステリアとして、ポストや表札があると思います。
また、設備機器としてインターフォンも必要です。お住まいには、お客様が大切にされるイメージやデザインがありますので、
それらに合わせたエクステリアや施工方法を選んでいただきたいと思います。
多くの住宅では、表札とポストは別々の場所に設置されています。
敷地の境界に門や塀があり、そこに表札やポストを設置している住宅や、
玄関ドアまわりの壁面に表札やポストが別々に設置されていることも多いです。今は様々なデザインのポストや表札があり、
お客様のイメージに応えつつ、十分な機能を持つエクステリア商品を選ぶことができます。
ここでは、3つのタイプのエクステリア商品をご紹介します。

・アルミ製の角柱を立てるタイプ

アルミ製の角柱を任意の本数地面に埋め込み、コンクリートで固めます。
そして、その角柱にポストや表札を設置するタイプのエクステリアです。高さを自在に変えることができます。
高めに設置することによって、玄関ドアの目隠しやフェンスにすることもできます。
アルミ製の角柱には様々な種類があります。
単色の角柱もあれば、木目調や古木風のエクステリア商品もあり、
お住まいの雰囲気やお客様のイメージに合わせて選ぶことができます。ガーデニングをされていたり、
植栽があったり、ウッドデッキを設置しているなど、エントランスまわりのイメージに
合わせたエクステリアを選ぶことによって、お住まいの雰囲気をよりおしゃれなものに演出することができます。

・門柱にポストと表札が一体化されているエクステリア商品

このタイプのエクステリア商品もおすすめです。
アルミ製の門柱に、ポストと表札が一体化されています。インターフォンもセットにすることもできます。
エントランス前の場所に、表札やポストがまとまっている門柱を設置できるので、
全体のイメージを統一することができます。サイズや色柄などの種類も豊富なので、
お住まいのイメージに合わせた色やデザインの商品を選ぶことができます。

・宅配ボックスも付属しているエクステリア商品

門柱にポストや表札、インターフォンに加えて宅配ボックスもセットになっているエクステリア商品です。
最近では、宅配を利用する機会も増えてきている方が多いので、おすすめです。
一体型の門柱は、エントランスという場所にお客様のイメージされる表情を持たせてくれます。
それだけでなく、生活する上での機能性も優秀なので大変便利です。
一体型の門柱には何種類もの商品があります。
ナチュラルなデザインのお住まいや、和風、洋風、モダンなお住まいにも十分対応できます。

[エントランスへ続くアプローチの施工方法例ご紹介]

道路に接した敷地の境界からエントランス前までのアプローチは、住まいの雰囲気を作る大切なスペースです。
ここでは、代表的な施工方法の例を幾つかご紹介します。

・施工事例①タイル

土を原料としたタイルはサイズや色柄が豊富です。
一般的には10㎝角20㎝角30㎝角45㎝角の大きさの物がよく使われます。
色も豊富ですが、ベージュ系やグレー系が人気です。
注意点としては、タイルは水に濡れると滑ることがあるので、
商品を選ぶ際は施工会社の担当者から十分な情報を得て、安全な商品を選ぶことをおすすめします。

・施工事例②レンガ

レンガも人気です。
赤茶系のレンガは時間と共に味わい深くなるのが人気を集めるポイントです。
施工方法に様々な工夫を加えて、住宅や庭とのイメージを合わせることができます。
エントランスへのアプローチを味わい深い場所とする点で大いに役立ってくれます。

・施工事例③敷石

天然素材の石を敷く外構もアプローチの雰囲気を品よく演出してくれます。
石英岩や御影石などが人気でよく使われます。
形の揃っていない石の乱形張りという施工方法もよく用いられます。
この施工方法によって、アプローチにこだわりの表情を持たせることができ、高級感も醸し出すことができます。

・施工事例④枕木

枕木もアプローチでよく使われます。
ナチュラルでひなびたイメージを表現するのに効果的です。
庭のガーデニングスペースや植栽との相性も抜群です。
木の風合いは目に優しく、安心できたり、気分が落ち着く方も多いです。
枕木には大きく分けて2つの種類があります。
1.天然木の枕木 2.人工枕木
天然木の枕木には、新品の枕木と中古(アンティーク)枕木があります。
人工枕木には、コンクリート製の枕木と樹脂製(FRP)の枕木があります。
どちらにもメリットとデメリットがありますので、アプローチに対するイメージや機能、
施工費用などと合わせて外構施工会社の担当者と相談の上、使うようにしていただきたいと思います。

・施工事例⑤コンクリート

アプローチを土間コンクリートにするケースも多く見られます。
シンプルなアプローチを希望される方におすすめです。
土間コンクリートなら雑草も生えませんし、耐久性も高く人気です。
ただ、仕上がりがシンプルな分物足りない感じがするかもしれません。
目地を残し、目地に砂利を敷いたり芝生を植えたりするなど工夫を凝らすことによって
お客様のオリジナルなデザインを表現することができます。
コンクリートは、雨などで濡れると滑ることがあるので、
ハケ引き仕上げにしてもらうのが滑り防止になる良い施工方法です。

・施工事例⑥砂利

アプローチに適した砂利は『化粧砂利』です。
化粧砂利は形が良く、たくさんの種類の中から石を選ぶことができます。
中には踏むと音が鳴る『防犯砂利』というものもあります。
また、防草シートを敷いた上に砂利を敷き詰めることによって雑草が生えるのを防ぐことができますので、
お手入れが楽です。雨水も浸透しますので水たまりもできませんし、泥はね防止効果もあります。
 

ここまでで6つの施工方法についてご紹介しました。
どの施工方法にもメリットとデメリットがありますので、
外構工事会社の担当者とよく相談して決めていただきたいと思います。
不安な点がないように、よく分からないところは質問しましょう。