新築の住宅を建てる場合でも、リフォーム工事でも、駐車場や庭、
外構やエクステリアなどをおしゃれにデザインしたいものです。
駐車場や庭スペースのデザイン、外構やエクステリアは人の目にとまりやすく、住む人のセンスが表れます。
駐車場の土間や玄関へのアプローチにモダンな石やタイルを設置したり、
カーポートや門柱、門扉、フェンスなどのエクステリアを設置する際にもおしゃれなデザインのものを選びたいものです。
費用に余裕があるならば、いくらでも駐車場や庭スペースにデザインを凝らす方法はあります。
しかし、外構駐車場工事にかける費用を抑えたい場合もあります。
駐車場や庭スペースなど外構工事に先立って考えておきたい点や、
駐車場や庭スペースをおしゃれなデザインにするために情報を得る方法、などの情報をご紹介したいと思います。

駐車場の外構工事について考えておきたい点

ポイント①駐車場スペースの使用目的を考えておきましょう

駐車場スペースは、車を駐車する場所ですが、それ以外の機能を持たせることがあります。
デザインの仕様によっては、様々な方法で使用するスペースとすることができます。
例１：しっかりとした外構工事を施工し、ブロック塀、カーポートやフェンスなどを設置して防犯の要素も取り入れる。
例２：駐車場スペースの一部を庭のデザインとし、ブロックやレンガなどで囲み、
さらに石やタイル仕上げにして華やかな花壇やガーデン、家庭菜園などのスペースとする。
例３：オープンスペースがほしい場合は、庭の一部のスペースをウッドデッキやテラスなどのデザインにする。

このように、駐車場スペースは車を駐車するだけでなく、お客様のデザインを表現した庭スペースなどにして、
生活をより豊かにする貴重なスペースにされています。
『工事費用より外構デザイン重視』、『外構やエクステリを充実させ防犯重視』、『ガーデンなど趣味の空間と共有』
『自分のデザインを表現するオープンスペース』など、駐車場や庭スペースの位置付けをはっきりとさせておきましょう。
イメージの中で『駐車場や庭スペースの設置目的やポイント』をはっきりとさせておくことが第一歩となります。

ポイント②駐車場スペースのおしゃれなデザインについて情報を得る方法

『駐車場や庭などのスペースをおしゃれにデザインするための情報がほしい』という方もおられます。
外構のデザインや駐車場のデザイン、カーポートなどのエクステリアリフォームの情報を得たい場合、
どこから情報を得ることができるでしょうか？

①知り合いの方から情報を得る。
知り合いの方が新築を建てたり、リフォーム工事を施工され、駐車場や庭スペース、
カーポートなどのエクステリアのデザインがおしゃれかもしれません。
駐車場スペースの一部をタイルやレンガ仕上げとしたり、化粧砂利や人工芝などを用いて
魅力的なガーデンとされているかもしれません。
ウッドデッキやテラスなどが庭スペースに施工してあり、ナチュラルなデザインになっているかもしれません。
知り合いのお宅であれば、駐車場や庭スペースの工事やエクステリア設置について機能や使用方法を尋ねるなどして、
情報を得ることができます。

②ご近所の住宅の駐車場や庭スペースから情報を得る。
ご近所に新築の住宅やリフォーム工事をしている住宅があるならば、どんな駐車場や庭のデザインを施してあるか、
どんなエクステリアを設置しているか、などの情報をさりげなく得ることができます。
情報を得るポイントは、『駐車場の土間はどんなデザインか、コンクリートかそれとも砂利などか』
『外構はどんなエクステリアで施工されているか』という点です。
駐車場工事や外構工事に詳しくなくても、駐車場の土間のデザインや材料、
設置してあるカーポートやフェンス、門扉、門柱などのエクステリアに使われている情報がある程度わかります。
例えば、駐車場土間はコンクリートですが、目地に化粧砂利や人工芝が埋め込んである。
設置してあるカーポートの色はシルバーで、４本の柱で立てられ、天井はドーム型をしている、などがわかります。
こうした観察によって情報を得られれば、駐車場や庭スペースについてのデザインを考えたり、
外構の仕上げや設置したいエクステリアのイメージを膨らませるのに役立ちます。
後に、専門の外構施工業者と打ち合わせる際には、駐車場や庭スペースのイメージ、デザイン、
設置したいエクステリアなどの情報を施工業者の担当者に伝えることができます。
外構施工業者の担当者は、イメージやデザインを達成できるような工事の施工方法や仕上げの方法、
設置するエクステリアの材料などを提案してくれることでしょう。
そして、駐車場や庭スペースに合わせて、エクステリアの使用方法や機能などを紹介するとともに、
メリットとデメリットについての情報も紹介してくれることでしょう。

③インターネットで駐車場や庭スペースの施工例を調べて情報を得る。
外構駐車場の施工業者はたくさんあります。
ホームページを見てみると、写真付きで駐車場や庭スペース、
エクステリアの設置例などの施工例がたくさん紹介されています。
駐車場や庭スペースのデザイン、ブロック塀や仕上げの方法、設置するフェンスや門扉、
カーポートなどのエクステリにも様々な種類があることがわかります。
こうした情報を参考にして、お客様のイメージや取り入れてみたいおしゃれなデザインを探してみることができます。

ポイント③駐車場や庭スペース、エクステリア施工の大体の工事費用を把握しておく

駐車場や庭スペースの設置目的やデザインなどを大体つかむことができたかもしれません。
しかし、一番気になるのは『駐車場や庭スペースの工事にいくらかかるのか？』ということだと思います。
実際の工事費用は、駐車場や外構工事施工業者から見積りを取らなければわかりません。
外構施工業者によって工事費用はだいぶ違ってきますので、複数の外構施工業者から見積りを取るのが最善の方法です。
コンクリートの駐車場や庭スペースにカーポートやフェンスなどのエクステリア工事をどれくらい含めるか、
塀は石にするかブロックにするか、仕上げにタイルを張るかなど、
何をどれくらい含めるかによって外構工事費用は変わってきます。
しかし、駐車場工事の手始めとして『大体の』金額を知りたいところです。
インターネットなどで検索すると、様々な業者が駐車場工事の施工例の情報を紹介しています。
ご自宅の駐車場や庭スペースの広さに近い施工例を見つけて比べてみると、
ざっくりとした工事費用の情報を得ておくことができます。
外構工事の工事費用は『㎡（平方メートル）』で算出されることが多いです。
もし可能でしたら、ご自宅の駐車場や庭スペースの面積を計算してみましょう。
そうすれば、概算をつかむことができます。