屋根のある玄関でより素敵に!外構工事のヒントを解説します

新築やリフォームの機会に、外構工事を検討されることは多いものです。

その際には庭や駐車場の整備が優先されがちですが
家の入口である玄関についてもぜひ気を配ってみてください。

今回の記事では、屋根のある玄関についての外構工事を紹介します。
是非実際に発注いただく際のヒントにお役立てください。

玄関の屋根は正直付けるべき?

新築やリフォームの際には玄関についても検討をしますが
ドアやポーチに関してのデザインを中心に考えることが多いはずです。

その際にぜひ検討をしてほしいのが、「屋根」についてです。

ではどうして屋根について検討すべきなのでしょうか。
実は玄関の屋根については、新築時に施工しなかった方も、後付けでご要望いただくことが多いのです。

屋根の軒や窓のひさしに当たる部分は構造上取り付けることが多いですが
屋根については自己判断の部分も多く、コストの関係で付けないという方もいます。

しかし、玄関やポーチに屋根があることはかなり実用的なのです。
屋根はつけるべきか否か、という問いがあるとすれば答えは
「あった方が便利」という答えになります。

ではどうして玄関の屋根は実用的なのでしょうか。

外構工事で玄関に屋根を付ける4つのメリット

外構工事で玄関に屋根をつけることで、次のメリットがあります。

1.雨や風、雪に備える
玄関に屋根があると、玄関への出入りにワンクッション雨風に耐えられるスペースが生まれます。
傘を閉じたり、荷物を置いたりと小休止ができるため出入りの際に大変便利です。

ペットやお子様がいらっしゃるご家庭では、玄関に屋根があることで
汚れを確認するスペースにもなります。

また、雪が玄関に吹き込むことも防げますし、玄関を積雪が覆ってしまうリスクも減らせます。
雪が多い地域では玄関に頑丈な屋根を設けておくことが多いのは、雪から玄関を守る効果が高いためです。

2.物置にできる
玄関からポーチに大きめの屋根を設けておくことで、ちょっとした物置のスペースが生まれます。
三輪車や自転車などを置くことができるほか、郵便ポストも屋根の付近に設置することで
郵便物が濡れてしまうことも防げるでしょう。

こうした雨をよけて設置したいものも、屋根があると大変便利です。

3.日差しによる玄関ドアの劣化を守る雨や風、雪から守る効果のある屋根は
日差しから玄関を守る効果もあります。

家によっては西日にさらされやすい玄関にならざるを得ない場合もあります。
すると、毎日のように強い紫外線にドアが晒され続けるため、どうしてもドアが通常よりも早く劣化してしまうのです。

塗装が剥げたり傷んだりしてしまいます。しかし、玄関に屋根があると日差しを遮る効果もあります。

4.デザイン性が高まる

実用的な屋根ですが、デザイン性の高さも人気です。
外構工事の総仕上げとして、庭や外観と合わせた素敵な雰囲気の屋根を設置することで、家の印象も格段にアップします。

植栽などと合わせた雰囲気を目指すと、北欧や英国の邸宅を思わせるようなデザインも可能です。

いかがですか。
このように玄関の屋根は一度外構工事で整えてしまえば、こんなに便利な4つのメリットを得ることが出来るのです。

早速外構工事で屋根のある暮らしをはじめよう

新築やリフォーム時に屋根のある暮らしを始めるためには
どんな外構工事のアイディアを採用するべきでしょうか。

まず考えるべきは屋根の種類です。
屋根にも様々な種類があるので、簡単に紹介していきましょう。

素材から屋根を選ぼう

屋根はデザインももちろん大切ですが、経年劣化の視点も持ちつつ素材選びを行うことも大切です。

例として挙げるとアルミやガルバリウム鋼板の屋根は劣化に強い特性があります。
耐久性にも優れているので屋根としておすすめですが
一方でデザイン性の視点で言うと木製やガラス製にも魅力があります。

外観や庭の雰囲気と合わせることがおすすめですが
駐車場と合わせて合理的な仕上がりにすることもおすすめです。

この辺りはお好みによって判断が分かれる部分なので
様々な施工例を参考に検討されてみてはいかがでしょうか。

予算で選ぼう

新築時は玄関部分の外構工事も
全体の発注時にまとめることで費用を抑えることができます。

一方で、リフォーム時の場合は玄関に屋根を追加する場合には予算を細かく選ぶことができます。
素材で選ぶことももちろんですが、外構工事の予算に合わせて施工をすることも1つの選択肢です。

シンプルなアルミやひさしの場合には安く
デザイン性にこだわった木製とアルミのセットの施工はそれだけ費用は増すことになります。

一般的には既存の屋根・ひさしの製品をそのまま生かすことで安く費用を抑えることが可能です。
デザインと予算の両方を考慮した選び方ももちろん可能です、専門家に相談してみましょう。

玄関以外にも屋根やひさしがあるメリットとは

ここまで玄関の屋根について紹介しましたが
外構工事を検討される際にはその他の部分の屋根についてもご検討ください。

まずおすすめしたいポイントは勝手口です。
勝手口はごみ捨てや家族のちょっとした出入りに使う場所です。

お子様の出入りが多いご家庭もあるのではないでしょうか。
そこで、勝手口へ屋根を付けておくこともおすすめです。

後付けも可能なのでリフォーム時に追加することもできます。
また、ひさしの場合はリビングから庭にかけて増設することで
日差しが屋内に入り過ぎないようにする効果があります。

広範囲にひさしを作ることで新たな作業スペースや遊び場の確保にもつながります。
限られたスペースを有効に使うためにも
是非この機会に玄関以外の屋根やひさしのメリットについても覚えておいてください。

外構工事の際には防災・防犯の見直しも

外構工事で家の周囲を屋根も含めて工事する場合
是非防災・防犯についても見直しをすることがおすすめです。

家族構成や年齢によっては従来の勝手口や玄関が、万が一の際に逃げにくくなっている可能性があります。

外構工事の際に改めて避難経路やドアの見直しなども行いましょう。
また、玄関や勝手口に屋根を作る際には
サーチライトの増加やダミーカメラの設置など防犯意識を高めることもおすすめです。

防犯意識が高い家を窃盗などの侵入犯は敏感に感じ取ります。
すると、侵入は諦めることが多いのです。

暮らしを守るための工夫もこの機会にぜひご検討ください。

まとめ

この記事では外構工事の際におすすめの屋根について紹介しました。

玄関を始めとして、外部から家を守る効果のある屋根やひさしは
少しの工夫と予算で増やすことができます。

詳しくはぜひ専門家にお尋ねください。

 

PAGE TOP